どんなにへたくそでもいいから、一度は作品を完成させた方がいい

一つの仕事にかかる時間。
成果物を見て気後れしてしまうけど、どんなものも順序を経て、必要な、しかるべき時間をかけて作られている。
見た直後に、一瞬でそれを作ることがイメージされて、自分には作れないと思ってしまう心の歪みがある。

結局、頭の中だけで考えて実際に作ったことが無くて、プロとして「かっこ良く」仕事をする自分のイメージが頭を支配しているから、現実はこういうものだという理解が存在しないのだ。

完成物だけを享受し続けた弊害だろう。

作品作りにかかる時間を理解しないとダメなんだ。

今すぐに！なんて絶対無理なんだ。
準備期間は必要なんだ。それを理解出来ていない。

衝動的過ぎるんだ。衝動を抱くのはともかく、それを維持して完成への道のりを継続させられないことがダメなんだ。

どんなにへたくそでもいいから、一度は作品を完成させた方がいいというのは、そういうことなのだ。