忍者ブログ
フリーエリア
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カウンター
プロフィール
HN:
Takayuki
性別:
男性
ブログ内検索
リンク
最新トラックバック
バーコード
忍者アナライズ
(07/01)
(07/02)
(07/05)
(07/25)
(08/04)
[1] [2]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

以前このブログでも紹介した東京・ユナイテッド・シネマ豊洲での
「花の詩女 ゴティックメード」の復活上映が先週7月26日に行われました。
400枚のチケットが無事完売し、日本最大級のスクリーンで半年ぶりに映画GTMが帰ってきました。

本上映期間中に何度も見たファンから、今回が初見の人まで多くの人が劇場に足を運んだ様子が、
Twitterのハッシュタグ #FSS_jp から伺えました。

その東京での再上映の少し前に、同じくドリパスで
関西地方でも「花の詩女 ゴティックメード」の再上映が決定していました。

【大阪】「花の詩女 ゴティックメード」梅田ブルク7で上映なるか!?

https://www.dreampass.jp/e465

上映日時は 2013/09/20(金) 21:00~
場所は大阪、梅田ブルク7

現時点で441枚限定のチケットが135枚売れている状況です。まだまだ席に余裕はあります。


大きな地図で見る

4K画質でスクリーンに再現されるカーマイン・プラネットの美麗な自然と、今まで聞いたことも無いサウンドと動きを見せるロボット、ゴティックメードの鮮烈な姿、背負うものがまったく異なるトリハロンとベリンがぶつかり合い、その先に何を見いだすのかという物語の行方。

原作、監督、脚本、演出、絵コンテ、レイアウト、原画、デザインとあまりにも多くを自ら受け持った永野護とそれを支えるごく少数のメインスタッフと大勢の人の協力によって作られた、通常の商業アニメーションとは異なる、21世紀の希有なるアニメがここにあります。

見たかったのに東京に行けず涙を飲んだ地域の方はもちろん、未見の方もぜひとも劇場に足を運んで見ていただきたい映画です。

「花の詩女 ゴティックメード」予告(ぜひ最大画質、フルスクリーンでご覧ください)



<参考リンク>
「花の詩女 ゴティックメード」再上映決定
http://girouette.blog.shinobi.jp/Entry/127/
PR
今月のFSSの気になったポイント。

ツバンツヒは「既に」天照のことが好きだということ。
これまでの記述から私はてっきり第6話Part3のact5「ツラック隊」でツバンツヒが天照に一目惚れをしてしまうのだとばかり思っていました。

彼女が星団に戻ってきていたトリハロンとベリンの時代には、天照はまだジョーカーに出現していません。
映画「花の詩女」(星団歴451年)の中で彼女は1500年後と3000年後に星団に戻ってくると言っています。
現在進行しているエピソード「スタックコード」は3031年、正確には2600年後くらいの帰還です。

それではツバンツヒが言及したもう一つの時代、1500年後に一体何があるのかというと…。

2014 聖宮ラーン東宮西宮の乱
2017 星団法制定

2020 アマテラスのミコト、王子エイダス・フォースを出産

2026 ウラニウム・バランス、生体演算理論発表

(旧年表2040 アマテラス王子、その美貌と知性をもってグリースや東方諸国の人々から絶大な支持を得る)

2087 アマテラス王子、リトラと結婚
2089 アマテラス、グリース王国の王となる

年表によると、この時代は天照にまつわるエピソードの出発点だったのです。

彼女は映画の時と同じように遠くから見ていたのでしょうか。
そして、その知識を追い求める本能は、この世ならざるもの、存在そのものが巨大な謎である、アマテラスに魅了されてしまったのでしょうか…。


「求めるものをより理解したいと思うのは当然のことじゃないか」
クローム・バランシェ、晩年の言葉である…。



<告知>
エルディアイ・ツバンツヒも登場する映画「花の詩女 ゴティックメード」復活上映が、東京に続いて大阪でも見られるかも知れないチャンスです。

【大阪】「花の詩女 ゴティックメード」梅田ブルク7で上映なるか!?
https://www.dreampass.jp/e465

現在、上映決定に向けたチケット予約受付中です。
公開当時何度も見てまた見たいという方、公開当時は見れなかった方、連載再開からファイブスター物語を知ってファンになった方、作者自身の手で完全に映像化されたファイブスター物語の世界を映画館で楽しんでみませんか。
突然ですが

映画「花の詩女 ゴティックメード」2度目の復活上映が決定しました。

2012年11月公開にもかかわらず、4K解像度で制作され、内容がブルーレイディスクにおさまりきらないという、前代未聞の理由で未だソフト化されていない映画を観る貴重なチャンスです。

ドリパス「花の詩女 ゴティックメード」ユナイテッド・シネマ豊洲で復活上映なるか!?
https://www.dreampass.jp/e450

チケット購入者数が既に上映決定ラインを越えており、上限の400枚に到達した場合は、ユナイテッド・シネマ豊洲が誇る日本最大級の大スクリーンで映画GTMが見られるそうです。(参考:角川シネマ新宿のシネマ1が300席)

上映日時は2013/07/26(金) 20:00~
場所は東京、ユナイテッド・シネマ豊洲


大きな地図で見る

7/28がワンダーフェスティバル2013夏の開催日ですので、上京の予定がある方は、映画鑑賞も予定に加えられてはいかがでしょうか。


映画「花の詩女 ゴティックメード」は「ファイブスター物語」の世界観を作者永野護自身が余すところなく映像化した作品です。
連載再開でいきなり登場したゴティックメードがどういう音を出し、どういう風に動くのか、
ニュータイプ7月号で満を持して登場した新キャラクター、エルディアイ・ツバンツヒがどんな声でしゃべり、髪の毛から発する音がどういう風なのかなども、映画を観ればわかります。
つまり今、FSSを読んでいる人にはぜひ観ておいて欲しい一本です。

また、現代のアニメ制作のセオリーにとらわれていない一風変わったアニメですが、FSSファンにしかわからないような作りにはなっていないのでFSSを知らないという人でも大丈夫です。4K画質によるこだわりの映像美とこのアニメでしか聞けない迫力のサウンドを楽しんでいただけることと思います。


・関連リンク
ゴティックメード及び、ファイブスター物語のファンの皆様へ、お願い。(絶対秘密。さま)
http://zettaihimitu.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html
かつてのFSSはアニメ誌に連載されている漫画にも関わらず子供の出る幕なんてない話だった。
主人公ソープの地球年齢で21歳という設定は現在の基準でも高めの年齢だ。コーラスサード、カイエン、ミューズ、アイシャ、ブラフォードなど各話の主役級キャラも軒並み成人で妻帯者だったり子持ちだったりする。

アニメは子供が主役の話が今も昔も圧倒的に多い。それが戦争を舞台にした物語であっても、少年少女が中心となり、戦士として戦う。これはロボットアニメというジャンルは子供がロボットという力で大人に優越するのがその基本にあるからだ。

FSSは神と悪魔と人間と妖精の繰り広げるおとぎ話だが、基本的にはロボット兵器による戦争ドラマでプロフェッショナルな大人の活躍する話だ。幼い外見のファティマだって本性はコンピュータなので未熟さなど微塵も感じさせないプロフェッショナルである。

しかし、第5話からは世代交代も兼ねて本来活躍する年代から先行して登場した少年少女の物語が織り込まれるようになった。

映画「花の詩女 ゴティックメード」も16,7歳の少年少女が現実を知り、大人になる為の最初の一歩を踏み出す話ととらえることもできる。ただ、その道のりを描くだけで一つの壮大な物語になるだろうところを大業を成し遂げた未来の姿と年表の記述ですませてしまうところがいかにもFSSらしい。

そしてその映画の最後にはもう一つの現実が突きつけられる。遠い未来、聖宮ラーンに降り立ったフィルモア皇帝に付き従うファティマ・エストの存在だ。

彼女にまつわる一人の男の悲劇的な少年時代の物語が今も続いている。

ヨーン・バインツェルがミラージュ騎士になるまでを少年期から描くというのは初期の構想からあった。(実際に始まるまでにはずいぶんと時間がかかったが、FSSにはよくある話だ。)
庶民の出の少年が主人公格のミラージュ騎士、それも中心人物になる立身出世物語。
しかしそこで描かれるのは勝利と栄光ではなかった。

GTMのために騎士を探し求める恐怖のファティマ・エストのかりそめの姿でしかないバーシャに執着し、それを人生を棒に振って追い求め、自分からバーシャを奪ったデコース・ワイズメルの打倒を企てる。

「デコース・ワイズメルは僕が倒す」
普通の漫画ならよく見かけるこのフレーズもFSSにはあまりにも似合わない。

ミラージュ騎士はプロフェッショナルの集団だ。主ただ一人に忠誠を近い、その命令を忠実に実行する。それが人の道を外れた大虐殺だったとしても。
子供が憧れるような正義のヒーローではない。
「騎士は忠誠に足る主に自らの力を預けるもの」という考え方が物語の基本にあるのだ。
いわゆる多くの物語にあるヒーローのように自由で巨大な組織に組せず、それでいて強大な力を持っていて、それを弱者の為に使う。
それがFSSにおいては、騎士として間違った生き方と定義される。

作中でそんな真似をしていたのは自分の出自に絶望し死に場所を求めて手抜きで生きていた放蕩時代のカイエンくらいだったが、彼もまた晩年は詩女ムグミカに力を預け、騎士として死んだ。

「僕は騎士になんかならない。汚い騎士の剣なんて持つものか」

ヨーンの物語は現実を知り、自分の運命を受け入れる物語だ。
ヨーンはきっとデコースに勝てないし、バーシャを取り戻すことも出来ない。
彼が大人になるためにも、そうあってはならないのだ。


そして、ヨーンと近い距離に子供らしさを残したキャラがまだいる。
騎士としてはあまりにも弱く、それでも重すぎるコーダンテ家の名を背負って奮闘するちゃあ・ティ。
そして彼らより年下でヨーンと同じく騎士でありながら剣を取ることを拒むノルガン・ジークボゥ。
それぞれの思いを持って過酷な戦場に飛び込んだちゃあとジークボゥを待ち受けるものは何か。

子供たちは思い通りにならない世界でどんな道を見つけるのだろう。
星団歴のジョーカー星団の社会システムは資本主義のようだけれど、その8000年ほど前のAD世紀、人類が集合生命体という形態を目指したという超帝国ユニオが支配する星団は一体どんな世界だったのだろう。

トレーサーEx1の解説によると蟻や蜂に例えられていた。
女王蟻に相当する女皇帝、ユニオが、単体で働き蟻に当たる騎士やボルテッツを生み出す。生み出された騎士はその強力さゆえに生殖能力もない。そういう世界で個人の幸せというものはどこにあったのだろう。
剣聖カイエンの母、ヤーン・ダッカス王女は剣聖スキーンズに競走馬のように品種改良され、子供を残す事も許されない騎士の事を悲しげに語った。(彼女だけが子供を産めた。なぜなら彼女が次のユニオだったから)

超帝国ユニオは、おそらく女王の無事がすなわち種族の維持になる社会だ。それはつまり個人が財産などの物質的な所有をすることに意味がない状態、国民全体が種族の発展のためだけに存在する社会だろう。それができたから人類史上最高のハイパーテクノロジーを獲得するに至ったのではないだろうか。

そんな非人道的な社会の頂点に立つ女皇帝ヘリオス・ナインが人類の未来を真に案じ、神という人界の異物と対峙する偉大な人物であることもまた事実なのだが。

そういう社会から派生した、あるいは超帝国そのものであるのがシステム・カリギュラならば、その行動原理が物欲でも権勢欲でも支配欲でもなく知識欲であり、国家の執事と称して歴史の裏で暗躍し様々な国家に戦争のための力を貸し与えたり、究極の破壊兵器バスターランチャーを使用することに躊躇しなかったりと、我々とはかけ離れた想像を絶する恐るべき考え方をする集団であるというのもうなづける話ではある。


「詩女ベリン、皇子トリハロン、ずっと君たちを見ていたよ。生き残った君たちの勝ちだ。私たちが帰ってくる1500年後、そして3000年後、この世界にはどんな種がまかれ、そして君たち2人の作る花壇にはどんな花が咲くのでしょうね…。それを…見てみたいな」


エルディアイ・ツバンツヒ。「花の詩女 ゴティックメード」と「ファイブスター物語」を繋ぐ者。

システム・カリギュラの一員でありながら、自分たちの契約相手の狙うトリハロンとベリンに興味を持ち、堂々と派手なスーパーカーで集落に乗り付けて、目視出来る距離から彼らの旅を観察したり、契約者の失敗にも動じる事なく、2人の行く末の遥か先まで思いを馳せていた。

彼女の出現によって物語は一気に一時のボーイミーツガールから3000年の時を超えた壮大な物語へと変わった。
それこそまさにFSSの真骨頂である。

スクールデザインズなどで事あるごとに彼女を推していたのは、それだけ重要かつ大事にしていきたいキャラだったという事なのだろう。

そんな彼女が2500年の時を超えて、遂にFSSの本編に「帰ってくる」。
そして、これからどうなるのかは既に予告されている。
能力面では星団暦の騎士やガーランドに対し圧倒的優位を誇る脅威のポリメリゼーション・キャスターとしての力はおそらく次回明らかになるだろう。
任務で潜入した先で出会った人々の思いを知り、ミラージュ騎士になる。
女子高生にもなる。
アマテラスに付き合い、物語の終わりまで共に歩む。

これだけ何が起こるかわかっているのに、実際に読むのが楽しいのがFSSというものの面白さの特異な一面といえよう。
長年物語の顔であったモーターヘッドのデザインを捨て去り、ゴティックメードとともに新生したFSSだったがその一方で原点回帰とも言える動きも見せている。

・ゴティックメードにおける射撃戦の導入
ニュータイプ5月号の連載再開によってモーターヘッドがゴティックメードに変わったという事実はあまりにも衝撃的だった。その再開1話目のエピソードは「今までとは違う」ということの主張を最大限に意識して描かれている。オートマチックフラワーズ、アシリアセパレート、そしてガットブロウによる射撃戦である。映画「花の詩女 ゴティックメード」でもモーターヘッドのように剣で切り掛かるGTM戦は描かれていたが、今回はあえて射撃戦のみを描いた。

第3話以降、RPGの流行に影響を受けたFSSはスターウォーズの影響から始まった光剣から離れ、日本刀などの実体剣による戦闘にシフトしていった。
そんな騎士ロボによる格闘戦路線も大規模な集団戦を描いた魔導大戦のフィルモアVSメヨーヨ戦で極まった感がある。
またモーターヘッド終了の一因にもなったと予想される事だが、ライトセーバーやビームサーベルはとうに廃れ、実体剣を持ち格闘戦を行うロボットも一般化した。

元々FSSにはパイドルスピアという武器の設定があり、3960年にジュノーでヤクトミラージュ・グリーンレフトが破壊されたのもこの武器の広角射撃が威力を発揮したという説もある。
もっと言えばLEDミラージュの主力武器は剣ではなく火炎放射器である。
またバスターファウストを装備したクロスミラージュのビジュアルなどもあることからも、モーターヘッドはただ剣劇をこなすだけのロボットだという意識は、そもそも永野護の中にはなかったのではないだろうか。

AUGE VS エンゲージSR1の戦いに乱入したエンゲージSR3は腕にランチャーを装備して射撃を行っていた。これをエルガイムオマージュのファンサービスととることもできようが、ある種射撃戦導入に向けての実験のようにも見えなくもない。
12巻まで描いてきて当初のスタート地点からだいぶ離れていたのをデザインの変更とともにリセットしたのではないかと感じる。

・AFシェル内のファティマ
モーターヘッドではファティマは頭部の中で着座してコンソールのキーボードを弾いて制御を行っていた。
それがゴティックメードではあたかも磔になったかのような状態で制御を行っている。
これは永野が描いたイラスト「デスアンカー」としても知られる、ヘビーメタルのシンボライズド・コンピュータの描写である。

第6話パート3のact2においてイーストハスハに飛来したGTMゲートシオン・マーク2(これまたエルガイムMk-2のGTM版という姿)の額には、中にいるAFオーハイネのシルエットが浮かび上がるという描写もされていた。

この描写は「重戦機エルガイム」の世界観の根幹を作った永野護と映像作品の監督である富野由悠季の二重性によって闇に葬られたものである。それが今こうして蘇ってきたのも永野の原点回帰を感じさせる。

・ファイアウィッチの復活
最後にファイアウィッチの話をしようと思う。ファイアウィッチとは1986年に発表されたカレンダーに描かれた破壊の魔女である。FSSにおいては第1話にわずかな出番があった。
死してなおアマテラスを見守る最初の妻、メル・クール・リトラー。あの派手な姿がファイアウィッチのイメージである。
第1話でソープがラキシスを迎えた事で役目を終えたはずの彼女がここに来てクローズアップされた。

「あらたまの詩女」
「炎の使者 あらたま」
ニュータイプ誌の付録カレンダーで初登場し、FSSトレーサーEx2で公開された名は、読むものを幻惑させるような解説文によって、彼女は何者なのかという大きな謎を残した。
また連載休止後に発表されたスクールデザインズにもリトラの記述はあった。(この手帳、ただのファングッズと思わせておいて現在の設定改変に踏み込んだ記述も早いうちから散見される書物なのだ)

現在公式サイトに掲載されているアマテラスの帝の解説文に
”聖宮ラーンが全力で送り込んだ「あらたまの詩女」を妻とし"
とあるように、連載再開によって公開された新たな情報が忘れられていたリトラを再びFSSに呼び戻した。

聖宮ラーンに関しては未だ語られていない部分が多い。
またアマテラスという、人間の世界に出現した異物、「光の神」とは何者なのか。
リトラの存在がこれからの物語に与える影響は大きいだろう。


9年の長きに渡る休載中、永野は物語の動脈硬化を起こしつつあったFSSに新たな息吹を吹き込む為の様々な試みを行っていた。
その結実として映画「花の詩女 ゴティックメード」が存在する。
新生FSSのプロローグとしての映画であり、新デザイン「ゴティックメード」のデモンストレーション。
構造、動き方、音、機能、それらを余す事なく映像で表現する事が目的。ロボ描写が少ない、戦闘シーンが短いと言われようが、必要はすべて満たしているのだ。
ロボットチャンバラを見せるのが目的ではないのだ。(最もそれに近いオージェVSアパッチ戦を書き終えた後にこんなのただのロボット漫画だと永野はぼやいている)

FSSの連載開始の1年前に描かれた永野の漫画デビュー作「フール・フォー・ザ・シティ」はコンピューターに管理され、ロックミュージックが禁止された社会に生きるミュージシャンが禁止された文化を守り伝える「継承者(サクセサー)」とともにロックの復活を目指す物語だった。しかし彼らは最終的にロックの復活よりも自分なりの音楽の創造にシフトしていった。(マシンチャイルド・ログナーはそれを「馬鹿は馬鹿なりに」と評した)

一般化し、古典となったモーターヘッド・デザインの継承者でいる事を拒み、ゴティックメードを創造する永野の行為はデビュー作で発したメッセージそのものだ。

原点回帰し、過去から蘇ってきたイメージとともに作り替えられた世界を最新のデザインが躍動する。
変わっていくものと変わらないものが入り交じりながら、FSSはこれからも続いていく。
April 10, 2013. Through the public animation movie "Hana no Utame Gothicmade" of November last year, in the new series of "The Five Star Stories" has resumed monthly "Newtype" beyond the time of the last eight years.

The story began as a story that continues from the point at which it was suspended the series, from the Episode6 "Majestic Stand Part3" as notice for some time.

Was a major incident worldview "The Five Star Stories", which has been popular for many years, the story of the past that had been secretly replaces the view of the world "Hana no Utame Gothicmade" to accept what was waiting there, however.

Although some audience goodwill for the design Gothicmade and praise that is Mamoru Nagano, impact a robot that has been loved by many fans so far, Mortar Headd has changed Gothicmade mechanical variant many angry people, I gave emotional anxiety, and embarrassment.

The reaction is within the expected course author, as well Mamoru Nagano, is speaking in advance and may lose a fan of the series 99.9% by the restart.

Why did Nagano should change his design?

I think this is a revolution of the FSS it had already been decided at the time of the hiatuses of eight years ago. The modified settings were being announced as pioneering "FSS Designs1" set was released in 2005. Regardless of a book that summarizes the previous settings of the FSS, unlike tweak settings such as was previously the term of unknown meaning never weapons not heard in the FSS also be seen in the FSS bring discomfort went Designs As the overlap increases the number of turns.

What did they mean, and kind of discomfort that is sown is finally blossomed was finally published in 2012 "Hana no Utame Gothicmade". The hero of the FSS, Ladyous Sopp and Lachesis appeared first.Subsequently golden GTM "Magnapalace" appeared with thunder. The context of "The Five Star Stories" revealed at the end of the story.

"Hana no Utame Gothicmade" was the story of the times included in the chronology of "The Five Star Stories".
Everyone was convinced it's past events and the FSS, FSS and the story of a filtered so that the rubber maid tick.

But Mamoru Nagano threw the words.
"What is Gothicmade?"
"This mystery is have not been revealed yet."

Resume the series will be announced from the mouth of the author himself in the event in January 2013 from it.
In the April issue of "Newtype", which was released last month complaining too much hype is exaggerated dance to the plane just before the restart feature in this series.
There were quite a few people who expected to resume progress toward even among fans, leading to modification of this I think.

"The Five Star Stories" came back today. With the view of the world that have been updated to the latest design and its called "Assyria separate" and "Gothicmade".

However everything do not has changed. The story continues to proceed on the basis of chronology that have been published in more than 20 years ago still. Chronology has increasingly been retouched in detail each of the series reached a milestone, it does not shake its root.

The years 3159 the Planet Adler will burn in flames,
the year 3239 the Planet Calamity will collapse,
the year 3960 dynasty Chorus will perishe,
the year 4100 AKD will be overthrown by rebel forces,
and the year 7777 Lachesis and Amaterasu will meet again.

Story that Fatima and knights and "Gothicmade" endowed a sad fate to live in a fight, continue.

In hindsight, the episode "Prima Classe Hugtrang" before the last hiatuses Rogner told in the words of the Will was a message for change.

Willing to abandon the best of that time dared to go to the next has been found. What it is It's a top-notch.

It is said to decorate the end of the story of the FSS is that it is the word of the F · U · Rogner, Mortar Headd's story was over at that time by the word of Rogner.

"(Designer,Mamoru Nagano) Chasing your own!".
2013年4月10日。前年11月の劇場版長編アニメ「花の詩女 ゴティックメード」公開を経て、遂に月刊ニュータイプでのファイブスター物語の連載がじつに8年の時を超えて再開しました。

連載を休止した時点からストーリーはそのまま続くという、かねてからの予告通り「第6話マジェスティックスタンド・パート3」から物語は始まりました。

しかしそこで待ち受けていたものは長年親しまれてきたファイブスター物語の世界観が、これまでの物語はそのままに「花の詩女 ゴティックメード」の世界観にすり替えられていたという大事件でした。

これぞ永野護という賞賛やゴティックメードのデザインに対する好意の声も上がりましたが、これまで多くのファンに愛されてきたロボット、モーターヘッドが異形の機械ゴティックメードに変わってしまった衝撃は多くの人々に怒り、不安、困惑などの感情を与えました。

作者、永野護もその反応は当然予想のうちにあり、連載再開によって99.9%のファンを失うかもしれないと事前に発言しています。

なぜ永野護はこのような果断な行為に及んだのでしょうか。

今回のFSSの大変革は8年前の休載の時点で既に決まっていたことだと思っています。改変された設定は2005年に発売された設定集デザインズ1を嚆矢として周到に発表されていきました。FSSのこれまでの設定をまとめた本であるに関わらず、以前あったような設定の微調整とは異なる、FSSでは見たことも無い武器、FSSでは聞いたことも無い意味不明の用語がもたらす違和感はデザインズが巻数を重ねるにつれ増していきました。

そしてそれらが何を意味したのか、蒔かれた違和感の種は2012年遂に公開された「花の詩女ゴティックメード」で遂に花開いたのです。まず最初に現れたFSSの主人公ソープとラキシス、そして雷鳴とともに現れた黄金のGTM。そして物語の最後に明かされたファイブスター物語との関連。

「花の詩女ゴティックメード」はファイブスター物語の年表の中に含まれる時代の物語でした。
だからそれはFSSの過去の出来事だと、ゴティックメードというフィルターをかけたFSSの物語だとみんな思い込んでいました。

しかし2012年の末に放送された、映画の宣伝番組であるGTMポッドキャスト「まも☆しん」の最後で、永野護はファンに謎の言葉を投げかけました。
「ゴティックメードって何?」「この謎はまだ明かされていない」と。

それから2013年1月にイベントで作者自身の口から連載再開が発表されます。
先月発売されたニュータイプ4月号では連載再開直前特集で大げさ過ぎるくらいの煽り文句が紙面に踊りました。
ファンの間でも再開に向けた予想が進み、今回の改変に思い至る人も少なからずいました。

そして今日ファイブスター物語は帰ってきました。ゴティックメードとアシリアセパレートという最新のデザインとそのためにアップデートされた世界観とともに。

しかし何もかもが変わったわけではありません。物語は依然として20年以上前に公開された年表に基づいて進み続けています。年表は連載の節目を迎えるごとに加筆されディテールを増していますが、その根本が揺らぐことはありません。

アドラー星を炎で焼き尽くす3159年を、カラミティ星が崩壊する3239年を、コーラス王朝が滅ぶ3960年を、反乱軍によってAKDが打倒される4100年を、そして、天照とラキシスが再び巡り会う7777年を目指して進み続けます。

戦いの中で生きる悲しい宿命を持たされた騎士とファティマと、ゴティックメードの物語が続いていくのです。

今思えば、休載前の最後のエピソード「Prima Classe Hugtrang」(ヒュートランは超一流)で語られたログナーの言葉は変革へのメッセージだったのでしょう。

見いだした次へ進む為にその時点の最高傑作をあえて捨て去る意志。それこそが超一流なのだと。

FSSの物語の最後を飾るのはF・U・ログナーの言葉だと言われていますが、あの時モーターヘッドの物語はログナーの言葉によって終わったのです。
「(デザイナー、永野護よ)自分だけを追え!」と。
トレーサー2読んでちょっと思ったこと

映画「ゴティックメード」でハイランダーの二人は専用のガットブロウを持っていて
FSSカレンダー2009のクリスも同じハイランダー用のガットブロウを持っていた
でもGTMのラストで出てきたクリスが持っていたのはそれではなく
トリハロンのものに似たガットブロウだった

で、トレーサー2の「サクリファイス」ニーゼルが持ってる古びた剣もまた
初代皇帝トリハロンのガットブロウ
サクリファイスはフィルモア帝国そのものを守る騎士

これらの事実と「フィルモア帝国。それはクリスティン・Vのことだ」という記述から推理すると
クリスはこの先ハイランダーからサクリファイスに昇格(?)するのではないだろうか

それが何を意味するのかはよくわからない
そして、この推理があっているのかも定かではない・・・

まあ、連載が再開されれば、いずれすべては明らかになるだろう
その時を楽しみに待っていよう
今月のニュータイプを読んで、消沈していたFSS熱にやっと火が再びついた感じ。
せっかくなのでデザインズ1が出た頃に本編の描写やそれまでの設定集を参考にまとめた
クローム・バランシェのファティマ開発史のようなものを公開しようと思う。
すでにデザインズ2、デザインズ3、リブート1も出ているけれども、
おおむね変更は無いと思う。
年表、本編をこうして別の角度から見てみるのも面白いかもしれない。

※記述の誤りの指摘をいただいたので一部修正しました。

2629以前 クローム・アイツ・フェイツ・バランス11、学生時代にファクトリーでサロメ(ヨーキ、ナゴンも)を手がけ、インタシティをハルペルに偽装。
独立してクローム・バランシェを名乗り、第1号ファティマ『クーン(1)』を製作。

2629 バランシェ、アドラー星でレディオス・ソープに出会う。

2647頃 バランシェ、ソープの正体を解き明かすための手がかりを求め、LEDドラゴンに会いに行く。得られた答えは「個体進化」。
ついでで、超帝國剣聖スキーンズとヤーン王女の子、カイエンの受精卵を託される。

2648頃 クーン、カイエンを出産。カイエンを産んだことにより、クーンにもそれまで以上の力が備わったようだ。

2674頃 『魔邪(4)』基本体完成
2690 魔邪、グロウアップ。(S型からL型へ外見が変化)
2712 魔邪、誕生。

2760 グリーン・ネイパー、星団に一時帰還。天照に会っている。

2810 ミラージュ騎士団、創立
    剣聖カイエン、クーンをパートナーにして、ハスハ動乱に登場。
    クローン再生したログナー、『イエッタ(7)』と出会う。

281? カイエンVSリンス(この時点で既に幼いアウクソー(フォーカスライト)
がいる)

2819 出自を知って絶望したカイエン、眠りに入る。
2843頃(2849かも) クーン、アースドラゴンのもとで眠りに入る。(行方不明扱い)

2871 『メガエラ(40)』設計開始

2876 モラードファティマ第1号、エスト誕生。(よって、対エストのコンセプトを持つ『ティータ(31)』の設計はこれ以後になる)

2880頃 大暴れしていた『ヒュートラン(21)』戦場から手を引く

2885 エスト、ツーリー・パイドルを初代黒騎士にする。

2930 カイエン、110年ぶりに復活。『アウクソー(38)』をパートナーにする。(この時、メガエラ、アレクトー、ティスホーンは目覚める直前、運命の三姉妹は赤ん坊状態でカプセルの中?)
エスト、パイドルを失う。(倒したのはクバルカンのサヤスタと『静(15)』)
ダイヤモンド・ニュー、誕生。

2952 メガエラ製作開始。

2956 4月。ソープ、幼少期のラキシス、クローソー、アトロポスと写真を撮る。(KOG製作、ダブルイプシロン化のお願い+ウィル製作のおねだりも?)
→写真の年が後の情報と食い違ってくる(まあ1巻のことだし)。

2959 幼少期のメガエラ、ボード・ヴュラードに遭遇。「おでこちゃん」と呼ばれる。(ハルペルになっているインタシティもその場にいた)

2960 マドラ・モイライ、ジュノーで大虐殺を行う。

2970 運命の三姉妹の命名に関するエピソード。「醜い老婆だったからだよ」

2971 トラン政府に提出するアトロポスのスペック書類(オール3A、2977年誕生予定と思しきことも書いてある)
ポーター、ジョーカーに出会う。

2974 メガエラ誕生、お披露目。ミッション・ルースをパートナーに。ルースとともに10年近い修行の旅へ。

2976 ティスホーン、お披露目。ミラージュ騎士、ランドのパートナーに。

2984 タイトネイブ、メヨーヨでアシュラ・テンプルの、AKDでブラッド・テンプルの売り込みに成功。

2985 バーバリュース・V(ファティマは『町(16)』)、デコースに敗れる。

2987 『アトロポス(43)』誕生、失踪。(アルスキュルは後で取りに戻ったようだ)

2988 『ラキシス(44)』『クローソー(45)』誕生、お披露目。ラキシスは天照のもとへ、クローソーはコーラスのもとへ。FSSが始まる。

2989 カイエン、ミースを拾う。モラード、フォーチュン・ラキシスと遭遇。クローソー封印。
ミース、マイトと判明。バランシェより『マキシ(46)』理論を託される。『時(14)』が同席していた(フリーか?里帰りか?)。
ミューズと静、バングでアシュラ・テンプルを征伐。

クローム・バランシェ死去。

2989年時点の4大マイトの製作人数
バランシェ 45人
モラード 16人
クープ 25、6人
コークス 8、9人

2992 アトロポス、ソープとすえぞうを拾う。
『京』、ブラフォードのために崩壊寸前まで戦う。
『パルテノ(2)』、ヤクト・ミラージュでカステポーに現れる。シャフトの死によって壊れる。
ミース、医師免許取得。

2993頃 クーン復活。ダイヤモンド・ニュー(63歳)のパートナーになる。

2995 時、アイオ・レーンとともにカステポーを旅している。
カステポーを旅する静、バーシャに「再会」する。
桜子が既にフルマイトになっている。

2997 星団最初のファティマ、インタシティ、寿命で死去(享年687歳)
モラード、ザ・タワーの製作を休止。

3025頃 バランシェ邸でメイドをしていたヒュートラン、同じくメイドをしていた、ちゃあ・てぃをマスターにする。

3030 カイエン死亡。(見かけは170歳くらいだが実際は382歳)
スティール・クープ引退。桜子、4大マイトを自称。
ちゃあとヒュートラン、魔導大戦に参戦。
忍者ブログ [PR]